特に保険適用の治療の場合、早ければ5、6年で二次う蝕といって、銀歯の中でむし歯になります。これはセメントの問題で避けられません。そのため神経を取らざるを得なくなったり、歯が割れたりします。
セラミックはつけるセメントが銀歯と違い、セメントと修復物を合わせると元の歯のような硬さで一体化します。セメントも劣化しにくいので二次う蝕がかなり減ります。しっかり治せば2、30年は悪くならず、二度目の治療が必要ありません。
ですから永久歯の治療であれば、若い方、年齢が低い方ほど特におすすめです。
セラミックは見た目もきれいですが、歯を守る予防のために必要なのです。
また、セラミック治療は金属アレルギーにならないというところもポイントです。
銀歯を原因とする金属アレルギーは、素材の劣化に伴い年齢が上がれば上がるほど発症しやすくなります。お口の中に銀歯があって、手足の荒れやお腹や背中の肌荒れといった症状がある方は、金属アレルギーを発症している可能性があります。
セラミック治療を行うことで、こうしたお悩みからも開放されます。