指しゃぶりの影響
子供が指しゃぶりをしていると、歯並びが悪くなるのではないかと、
心配になっているお父さんお母さん方は、少なくないのではないでしょうか。
また、指しゃぶりを少しでも早くやめさせようとしても、
子供にストレスをかけてしまうんじゃないかと心配される方も多いですよね。
実は、指しゃぶりが歯並びに影響するのは子どもの年齢によって関係してきます。
ですので子供の年齢に合わせて、指しゃぶりをやめさすようにしていきましょう。
4歳ごろまでは歯が抜け変わっていない乳歯の段階なので、
歯並びが悪くなることはほとんどありません。
子供によって個人差はありますが、
永久歯に生え変わってくる前の5歳~6歳くらいに指しゃぶりをしていると
歯並びに影響してくるので、徐々に指しゃぶりをやめるようにもっていきましょう。
指しゃぶりで、歯やあごに大きな力が加わるため、
歯並びや顎に影響ができます。
具体的な症状として、
•前歯がかみ合わなくなったり、出っ歯になる
•上下の奥歯が横にずれる交叉咬合になる
•口の周りの筋肉のバランスを失ってしまい、うまく口を閉じることができなくなる
といった症状があります。
指しゃぶりは誰もが通る道ですが、
やめる時期を誤ってしまうと歯並びに大きな影響が出てしまう可能性があります。
なかなか5歳~6歳を過ぎても指しゃぶりをやめれない等の場合は、
早めに相談してみてくださいね。